<Header>
<Author: 韋莊>
<Title: 金陵圖>
<Format: 格式不明>
<Year: 1990>
<BookName: 唐詩三百首詳解  下卷>
<Translator: 田部井文雄>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 金陵の図>
<BookPage: 289>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
誰謂傷心畫不成，
畫人心逐世人情。
君看六幅南朝事，
老木寒雲滿故城。
<End Poem>
<Translation>
長江の雨は、しきりに降り注いで、江岸の春の若草は、すべて同じように勢いよく生い茂っている。この金陵に都した六朝の栄華は、夢のようにはかなく消えて、今は小鳥だけが、聞く人もなしにむなしく鳴くばかり。 
何よりも無情の思いをそそるのは、六朝の昔の天子の御所のあとの柳であって、その昔のままに、もやの立ちこめる十里の長堤に糸のような柳の新緑が春雨の中にけぶっていることだ。
<End Translation>
<Formatted Translation>
長江の雨は、しきりに降り注いで、江岸の春の若草は、すべて同じように勢いよく生い茂っている。
この金陵に都した六朝の栄華は、夢のようにはかなく消えて、今は小鳥だけが、聞く人もなしにむなしく鳴くばかり。 
何よりも無情の思いをそそるのは、六朝の昔の天子の御所のあとの柳であって、
その昔のままに、もやの立ちこめる十里の長堤に糸のような柳の新緑が春雨の中にけぶっていることだ。
<End Formatted Translation>